ユーザーインタビュー : 松山赤十字病院 腎臓内科様

Interview

カレイドタッチを導入いただいて1年
実際に使用された感想を松山赤十字病院 腎臓内科のみなさまにお伺いしました

医師 上村先生

看護師 渡部様

看護師 枡谷様

看護師 西山様

医師 上村先生

Q. カレイドタッチの運用を始めて約1年が経ちました。導入後の変化について教えてください。

上村先生

付加価値の高い業務にシフト

導入前の連絡方法は訪問看護師さんも、患者さんも過去には連絡は電話がほとんどで、当院の医師・も看護師もは手を止めて対応する必要がありました。特に看護師さんが連絡を受けた場合は自身で意思決定することが難しいこともあり、主治医に連絡をしないといけません。当院は腎臓内科医師が10名いますので、まずは誰がこの患者さんの主治医であるのかが誰かを電子カルテを開いて確認する必要があります。その確認後、主治医のにPHSに電話連絡をしますが、主治医が手術中だったり、処置中ですぐに結論が出せない場合は、少し時間を待って再び主治医から連絡を受けた看護師に情報を伝える必要があります。いつつながるかわからない伝言ゲームであったわけです。主治医の判断を聞いてからも、院外に折り返しの電話をする必要がありました。電話対応のために自身の業務を止めるような事が日常的に行われており、業務の遅延・、時間外労働の増加にもつながる課題がありましたでした。そこをノンストップでアプリケーション上で関係者全員が情報を共有し、その時に対応できる知識や情報を持った医師や看護師がレスポンスをすることで、電話による作業の中断が減り、を減らして時間に余裕をつくる作る事ことができました。その時間の余裕を患者さんの指導であったりプラスα の腹膜透析業務に充てることで、腹膜透析診療の質を高められるという倍のメリットがうまれました。

Q. 医療従事者にとっては、どのようなメリットがありましたか?

上村先生

地域で理解を深化

関係者間での情報共有のためのツールとしてだけではなく、教育的な意味合いを持ったツールとしてもカレイドタッチは有効と考えています。訪問看護師さんからの質問であったり、患者さんの状況に対して専門的な知識や経験を持った医療者が回答することで訪問看護師さんの腹膜透析に対する理解が深まるのではないかと考えています。

働き方改革の一助

病院の診療時間外に訪問看護師さんからが病院に電話をする受けると、救急外来の担当看護師さんにつながるわけです。腹膜透析の専門ではない看護師さんがその内容を聞き取って、腎臓内科の拘束医当直医に電話をかけるとで伝えると、電話での情報ですし情報の確度や解像度が低くなってしまうわけです。そうすると、とりあえず患者さんに来ていただいて確認しないと、ということで医師が病院に来て患者さんを診察することになります。カレイドタッチで情報が直接共有できると、明日まで待てるものか、特に気にする必要がないものをカレイドタッチで十分判断できるということになります。そういう点で医師の働き方改革にも役立つ可能性を考えて感じています。

Q. 患者さんにとっては、どのようなメリットがありましたか?

上村先生

患者さんと向き合う時間を創出

病院看護師さんの時間に余裕ができ指導にかける時間を増やすことができたというのは、特に導入期の患者さんにとって大きなメリットです。腹膜透析の日常的なケアに対する指導の時間が増えたわけですから。

地域で経験を蓄積

訪問看護師さんからの連絡が電話での場合は、排液が濁ったと言われるとても、腹膜炎らしいものか薬剤によるものかがわからない。直前の外来である薬を開始し、もしかしたらお薬かなぁと思っても話を聞くだけではわからない。そこにチャットの画像が1枚ついているだけで、いわゆる細菌性の腹膜炎による排液混濁か薬剤に伴う白濁かというのはある程度判断できます。詳しい検査をしてみないと診断はできませんが、緊急性を要さない薬剤性だと判断した 場合には、次の排液の状態を確認して様子を見てもらうこともできます。患者さんにとっては病院に行く手間が省けることになりますし、訪問看護師さんにとってみれば「そういうことがあるのか」という経験につながると思います。

看護師 渡部様

Q. カレイドタッチの運用を開始して約1年が経ちました。導入後の変化について教えてください。

渡部様

画像を共有してすぐに対応

訪問看護師さん看護ステーションから病院に電話で連絡をして頂いても、つながりにくく長時間お待たせえすることがありました。そのため、その訪問看護師さんが別の用事で来院病院にお越しになったした際に排液やスマートフォンの写真を持参して見せていただいて、対応することもありました。カレイドタッチの導入により、チャットで画像を含めて情報をその場で共有しできますのでながら、すぐに相談できるようになりました。

予定外の対応を削減

トラブルを起こしやすい患者さんほど、異常を自覚していないことが多く、病院に連絡や受診をされない傾向にあります。自分で異常を自覚していない以上、訪問看護師さんの目が重要になります。しかし訪問看護師さんが異常を確認しても病院に電話がつながらず最終的に患者さんに来院されたりしてもらったり、時間外では医師も不在であったり対応に苦慮していました。カレイドタッチで事前に情報共有ができると、受診の有無や検査の要否必要性などについての医師の指示が把握でき、診察の準備を整えて待機しスムーズな対応が可能となりました。

Q. 患者さんにとっては、どのようなメリットがありましたか?

渡部様

地域で情報共有して対応

患者さんに薬局で説明を受けるよう依頼しても、「わかってる、わかってる」、「はい、はい」と形式的に返事をするだけで説明を十分理解せずされず、結果的に誤解や服薬ミスが発生数する事がありました。カレイドタッチを活用し在宅での療養状況を確認することでそういった問題を解決できるようになりました。

看護師 枡谷様

Q. カレイドタッチの運用を開始して約1年が経ちました。導入後の変化について教えてください。

枡谷様

こまめな連携で早期に対応

訪問看護師さんの経験を活かし、お腹の違和感などの症状を速い段階で患者さんから聞き取って、その後の排液の異常や腹痛、発熱など腹膜炎症の出現がないかど注意してみて頂いています。早い段階で注意深く観察して頂き、カレイドタッチのチャットで連絡をくださいますので、必要時に速やかな診断や治療に繋がります。訪問看護師さんからリアルタイムの情報をいち早く受け取りアプリ上で対応することで、患者さんが受診しなくても完結することもあります。

複数で対応可能

格段に業務が変わっていますね。看護師もそうですし医師も。カレイドタッチを見てあらゆる医師が対応してくれるので、主治医の判断を待たず対応できることもあり、格段に早くスムーズな治療につながっています。

Q. 医療従事者にとっては、どのようなメリットがありましたか?

枡谷様

教育としても有効

電話だとその電話で話しているお互い人にしかわからない伝わらないところが、チャットではチームで共有できるというのもいいですね。チャットであればベテランナースや先生のコミュニケーションの様子を確認することで、して新人・若手が学べるのもメリットだと思います。

看護師 西山様

Q. 患者さんにとっては、どのようなメリットがありましたか?

西山様

地域への申し送りにも対応

病院看護師が、患者さんに家でより気をつけてほしいことやや心配なこと、腹膜透析の条件設定であったりなど、患者さん自身では対応しづらい部分は、病院看護師から訪問看護師さんにカレイドタッチで連絡して、注意を促したり喚起やサポートをお願いするなど、幅広く連携できていますしてます。

遠隔でモニタリング可能

出口部の状況など、外来受診後の経過をカレイドタッチで報告していただくことで、改善過程や悪化を、患者さんが来院されなくてもカレイドタッチで経過が改善してるか悪化しているかを確認できています。

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