在宅医療におけるオンライン診療のユースケース
- ユースケース①
訪問診療におけるオンライン診療
訪問診療に対する診療報酬上の評価は、①定期的に訪問して診療を行った場合の評価、②総合的な医学的管理を行った場合の評価、③人工呼吸器などの特別な指導管理等を行った場合の評価の組み合わせによって行われます。②に関わる在宅時医学総合管理料、施設入居時等医学総合管理料は、情報通信機器を用いた診療を行った場合の評価が制定されています(下図参照)。
オンライン診療を組み合わせた診療報酬

対面による月に2回、月に1回の訪問診療に加え、対面とオンライン診療を組み合わせることで、より患者さんの症状や環境に応じた診療内容を提供することができます。
ハイブリッド訪問診療の位置づけ
対面とオンライン診療によるハイブリッド訪問診療を適切に組み合わせると、同じ訪問件数でより多くの患者さんの診療を効率的に行うことができます。
オンライン診療は移動時間を取らないため、昼休みや休診時間などのスキマ時間を活用することで効率的に実施できます。
対面訪問とハイブリッド訪問診療の収支の比較

オンライン診療を組み入れたスケジュール(イメージ)
