interview
片岡看護師(左)、浦田看護師(右)
片岡看護師
基幹病院との連絡手段は電話かファックスしかなかったので、タイムリーな連携が難しかったです。言葉ではうまく伝わらなかったり、お互いの都合がつかないと電話の掛け合いっこになって効率が悪かったですね。
出口部の感染や排液の混濁がどの程度なのかは、言葉やファックスの白黒画像ではわからない。“とりあえず”患者さんに病院に来てもらうことが多かったので、緊急受診がどうしても多くなり、患者さんも度々来院していただかないといけないことが多かったです。
片岡看護師
今から訪問診療に行くというときに電話がかかってきて対応しないといけないっていうことがなくなりました。時間を問わず、こちら側も向こう側も空いている時間で返信とか対応が可能なのですごく楽になっていると思います。
訪問薬剤師さんに「この患者さんいつも薬が合わないんですけど確認してもらえますか?」というようなチャットを送っておくと、「わかりました。確認します。」といった返事がチャットで返ってくる。以前は電話で“何が何錠で”などと言われたことを全部メモを取らないといけませんでしたが、その手間がなくなりました。
片岡看護師
普通のチャットだと“血圧:~~~”って打たないといけないですが、カレイドタッチのテンプレート機能を活用すれば、血圧の入力ボックスに数値を記入するだけになるので、訪問看護師さんや介護施設側の負担が軽くなっていると思います。
こちらの訪問診療の予定も共有しているんですが、チャットのテンプレート機能を使用すると誰がやっても何を入れるかというのが決まっているので、ちょっと慣れていないスタッフでも訪問の予定を入力して送ることができるんですよ。いちいち全部の情報を打たなくてもよいので、とても楽ですね。もっとたくさんテンプレートを作ったほうがいいかなと思っています。
浦田看護師
圧倒的にやっぱり電話の連絡が減ったのと、写真だったり動画を添えて訪問看護師さんから連絡いただけるので、視覚的にもすごいわかりやすくて、言葉でいくら電話でいただいてもなかなか伝わらないニュアンスだったりがすごくわかりやすくなりましたね。
ちょっとした連絡とか相談を電話でするのは、すごく申し訳ない。訪問看護師さんも忙しいですし、なかなかお電話しても担当の方がいらっしゃらないことがあるんですけど、カレイドタッチだとチャットでちょこちょこっと連絡できるので、そのハードルがだいぶ下がったなという気持ちです。
浦田看護師
訪問診療の日程を施設や訪問看護師さんに伝えるときに、チャットのテンプレートを利用していますね。これまでは個別に全部手打ちで打っていたので、テンプレート化すると日程だけを入れて送信すれば済むので、すごく楽になりましたね。
患者さんが本当は先生に言いたいけれど伝えづらいとか、なかなか言えないなってことを訪問看護師さんを通してこちら側に伝えてくださるので、「本当はそう思ってたんだ」とか患者さんが本来思っていたことが伝わる部分なのかなと思います。
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