ななーる訪問看護 デベロップメントセンター センター長 石川 武雅 (いしかわ たけまさ) 氏
石川様は、「研究と実践をつなぐ」をコンセプトとした訪問看護事業所附属の研究施設「ななーる訪問看護デベロップメントセンター」のセンター長を務めておられ、訪問看護に関わる研究活動や研究支援を行いながら、円滑な医療連携の実現に向けて日々尽力されています。
腹膜透析は在宅で行う治療法であり、その継続には動機付けと自己管理がとても大切と考えています。私たちは、腹膜透析を含めた腎代替療法選択時点で、よりよい共同意思決定を行うために、ナラティブ・アプローチを重視しております。患者や家族の語る人生の物語から、これから人生の一部となる腹膜透析を選択する動機や想いを引き出し、尊重することにしています。また、腹膜透析を継続するにあたり、出口部ケアや体重管理などの自己管理が重要ですが、患者や家族は不安を感じていることも多く、それを支えることを大切にしています。当院ではよりよい腹膜透析生活を送っていただくために、全腹膜透析患者に訪問看護を導入して、訪問看護と病院看護の想いから実際のケア内容までをつなぎ合わせたシームレスな看看連携に取り組んでおります。当院での取り組みを交えてご紹介いたします。
資料のようなアンケートがあれば、どのような姿勢で契約に臨めば良いか、分かりやすいと感じました。
在宅支援の場で必要とされる情報が明確化されていたところが良かった。
どういった情報があると、今後のサービスに有効かといった部分がわかりました。